創業支援・経営革新
創業にあたっての11の自己チェック
皆さんもこの11のポイントで自己チェックしてみてください。
POINT1:開業動機は明確ですか
- どういう目的で、何をやりたいかをはっきりさせる必要があります。
- そうでないと、さまざまな障害を乗り切っていくことはできません。
- また、開業しようとする事業が、社会にどう貢献するのか、顧客のニーズや時代の流れに合っているのかどうかも重要なポイントです。
POINT2:開業する事業について経験や知識はありますか
- 営もうとする事業は、まず自分の経験業種や知識、興味のあるところ及びその周辺というのが妥当なところでしょう。
- 技術・技能・ノウハウなどの修得には経験がなによりも重要です。
- また、受注先を確保できるかどうかは、勤務時代に培った人脈、信用が大きく左右します。
- 未経験の分野での成功はなかなか難しいので、FC加盟など経験不足を補う方策が必要です。
POINT3:事業を継続していく自信はありますか
- 経営者は法律、経理、労務など幅広い知識のほか、強い意志、努力、体力が不可欠です。
- 加えて十分な金銭感覚も必要とします。
POINT4:家族の理解はありますか
- 身近な家族の協力が得られないようでは、事業に対する意欲が疑われても仕方がありません。
- 信頼できる協力者としての家族は、困難を乗り越えていくときの支えになってくれます。
POINT5:開業場所は決まっていますか
- 業種によってはどこで開業するかが重要となります。
- 一般的には立地条件の良い場所への出店は費用負担が重いので、採算が合うかどうかを慎重に検討します。
- また、自己所有物件の活用や立地条件にマッチした商品やサービスの提供についても検討してみましょう。
POINT6:必要な従業員は確保できますか
- 必要とする人材像を明確にし、早めにあたりをつけます。
- 優秀な人材を活用するには、何らかの魅力づくりが必要です。
- 事業が軌道に乗るまでは、人件費は重い負担となります。
- 家族労働、人材派遣会社、パートタイマーなどの活用も検討してみましょう。
POINT7:セールスポイントはありますか
- 商品、サービス、技術またはそれらの提供方法などに顧客を引きつけられる何らかの特色が出せるか検討してみましょう。
- 同業者にはない独自性や新規性が求められます。
POINT8:売上高や利益などを予測してみましょう
- 売上は多めに、支出は少なめにといった甘い見通しになりがちなものです。
- 同じ業界の実績など、裏付けのある数字に基づいて検討してみましょう。
POINT9:自己資産は準備していますか
- 事業を早めに軌道に乗せるためには、借入金は少ないに越したことはありません。
- 借入金の返済負担は、事業の採算性や健全性を損なうことがあります。
- 開業を思い立ったら、まず着実に自己資産を蓄えることから始めるという堅実な姿勢が大切です。
POINT10:保証人や担保の準備はありますか
- 開業資金の借入に際しては保証人や担保などが必要となってきます。
- あらかじめ保証人の確保や担保などの準備をして下さい。
POINT11:事業計画書としてまとめてみましたか
- 自分の描く事業のイメージを具体的に文字や数字で確かめてみましょう。
- 事業計画書は借入の際の説明資料として必要ですが、自分のやりたいことやそれが実現可能なのかを明らかにします。
商工会では新たに創業したり、新商品の開発、生産、商品の新たな生産方式の導入その他新たな事業活動を実施することに対し、創業支援、経営革新のお手伝いをいたします。
事業者に対し県や国では中小企業経営革新支援法に基づき各種施策があります。
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